病児保育棟「ものがたりのおうち」完成記念式典及び内覧会　4月4日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

砺波市太田の「ものがたりの街」のなかに「病児保育棟」が完成した。

この施設は、医療・介護の複合施設「ものがたりの街」を運営する医療法人ナラティブホームが県や市などの補助金を受け設置したもので、砺波市で初の病児保育施設。

病児保育施設とは、病気やけがで集団保育に通えない。また共働きをしているため、育児が困難な方に向けた専用施設。

完成式典では、夏野市長が「子供が病気になっても急に仕事を休めず誰に頼めばいいのだろう。という親御さんの不安な気持ちの支えになりたい。また、地域や保育関係の皆様のご協力が必要不可欠です。」と呼びかけた。

施設内は、パーテーションで区切ってあるため、利用者同士が干渉しない部屋づくりとなっているほか、感染症対策として扉で区切られた部屋もある。

また、子供でも出入りしやすいように扉の取手部分を低めにし、絵本やぬいぐるみを用意して、過ごしやすい環境に整備されている。

「ものがたりのおうち」は、生後６か月から就学前までの子供が対象で、定員は３名です。なお、砺波市外にお住まいの方も利用できる。

病児保育「ものがたりのおうち」は４月２８日のオープンを予定している。