なんモビ出発式　3月24日 | となみ衛星通信テレビ株式会社

南砺市と、地元のタクシー会社が共同で運営する公共ライドシェア「なんモビ」がスタートした。

公共ライドシェア「なんモビ」は、公共交通の空白地域・空白時間の移動手段を確保するもので、スマホの専用アプリから配車予約をすると、タクシー会社に通知が届き、対応できない場合に、登録している一般ドライバーが自家用車で乗客を有料送迎するサービスで、タクシー会社との共同運営方式は全国初。

出発式では、田中市長が「市民、そして観光客の皆さんの不便がこれで解消されることを願います。さらなる利便性向上を目指し、「なんモビ」を日々進化させていきたい」とあいさつし、国土交通省の鶴田浩久物流・自動車局長が「南砺市発のこのシステムが、全国に広がる事に期待し、応援していきたい」とお祝いの言葉を述べた。

この日は「なんモビ」のデモンストレーションが行われ、利用者をのせた一般車両が関係者に見送られ出発した。

「なんモビ」の運行は、木曜から土曜の週３日、午後５時から午前０時まで。利用料金はタクシーとほぼ同じになる。